日経平均は反発で強含むが、新興市場を中心とした個別株はリスクオンに転じられない状況

3日の日経平均株価は207円高の21713円と大幅に反発して取引を終えております。

きのうの大きく失速した日経平均でしたが米中会談の進展が報じられると買い戻しの動きが強まり、今晩の米国株への期待感もあり高値引けでこの日の取引を終えております。

日替わりで急落急騰の展開で、不安定な地合いであることは否めませんが、徐々に上値を意識した展開となっていることは評価できます。

 

今日のマーケットで気になった銘柄は、

ファーストリテイリング/9983
SUMCO/3436
KLab/3656

ファーストリテは3月の国内ユニクロ既存店売上高が前年比4.5%増を受けて買いを集めた模様。

SUMCOはハイテク株物色の波に乗り“リスクオン”ムードが強まる流れ。

オンゲー関連のKLabは、現在テスト配信中のゲームが中国国内で配信するための当局の認可(版号)が通過したことを受けて買いを集めておりますが、先月のGoogleによるゲーム市場参入報道を受けて、一部のゲーム関連銘柄を物色する動きが見られていたことから、今後材料株物色のテーマの一つとしてこの流れが拡大するか注目しております。

 

<まとめ>
物色では半導体やロボット関連などハイテク株の上昇が日経平均を押し上げている印象はありますが、新興市場に対する物色は鈍い様子から個人投資家の体感は日経平均の動き程楽観ではない様子が窺えます。

一因に4日続落で急落しているアンジェス/4563を筆頭としたバイオ株物色が崩れてきたことで、参戦率の高い個人投資家の手の内は相当痛手を負ったことが挙げられます。

アンジェスは今日は反発となっておりますが、これまでの下落幅に対しては小幅にとどまっており、またオンコリスバイオなど他のバイオ株の急落に歯止めが掛かっていない様子から、バイオ株を取り巻く状況は、依然波乱含みであることが窺い知れます。ハイテク株主導で日経平均はリスクオンムードが出てきておりますが、新興市場を中心とした個別株はリスクオンに転じられない状況が続いております。