12日週末の日経平均は続伸も、TOPIX、東証2部指数、JASDAQ、マザーズなどは下落

12日の日経平均株価は159円高の21870円と続伸となって取引を終えております。

昨夜の米国株は揉み合いに終始しダウは小幅反落で取引を終えましたが、ソフトバンクグループ/9984や中間決算を発表したファーストリテイリング/9983が大幅高となり、日経平均上昇に寄与しております。

しかし一方で、TOPIX、東証2部指数、JASDAQ、マザーズなどは下落しており、日経平均一人勝ちの印象は否めません。物色が指数寄与度の高い主力株に集中しており、個別株の動きは軟調な動きが目立った週末となっております。東証33業種では12業種が上昇したものの、21業種が下げている様子からも、指数寄与度の高い一部の銘柄が、今日の日経平均を押し上げた様子が見て取れます。

 

今日のマーケットで気になった銘柄は、

ファーストリテイリング/9983
レアジョブ/6096
オンコリスバイオ/4588

ファーストリテは、19年8月期の連結営業利益予想を下方修正したましたが、月次動向の推移から収益底打ちの兆しが出ており、下期に掛けて拡大期待が台頭し。悪材料出尽くし感から大きく買われる結果となっております。

レアジョブは、5月31日を基準日として1対2株式分割を実施すると発表したほか、文教事業を行う合弁会社設立が材料視されストップ高となっております。この銘柄は3月初旬に「アルゴズレポート」で配信した経緯のある銘柄でもあります。

中外製薬とのライセンス契約及び資本業務提携が発表されてからストップ高が続いたオンコリスバイオですが、今日は一転してストップ安となっております。バイオ株の中でも個人投資家の関心が高い銘柄だけに、今日は他のバイオ株や新興市場全体にも売りが波及しております。

 

<まとめ>
市場によって騰落まちまちとなり、物色も斑模様の一日でしたが日経平均は続伸で上昇基調を取り戻しております。目先はやはり22000円を試す展開が期待されますが、今夜から米国市場では主要企業の決算発表が本格化していきます。続いて国内主要企業はGW直前から決算発表が本格化していきますが、目先は、景気減速による企業業績への影響を見極めるうえで、今年の決算シーズンはかなり株価への影響が大きくなりそうです。

一方で新興市場は全体的に売りに崩された週末となっており、乱高下するバイオ株の動きに一喜一憂している感は否めません。日経平均が上昇基調を取り戻す地合いのなか、個別株への資金回帰に繋がるか注目されます。