今週末の日経平均は57円安の21344円と続落

今日の日経平均は57円安の21344円と続落して取引を終えております。

連休明け以降米中通商問題の再燃で、これまでの米国市場で“適温相場”による楽観的株価上昇の展開から一転しております。

既に今日米国政府は対中追加関税の引き上げを発動しており、現在中小交渉は継続しているものの、さらにトランプ政権は中国製品の残り3250億ドル相当にも追加関税を計画していることから、この追加関税の実現性に焦点が移りつつあります。

幸い交渉決裂に至っていない点(交渉が継続していること)から楽観視する向きもありますが、予断を許さない状況にあると見ております。

 

ただ、今回の日経平均の急落ではN225先物を主導として指数が荒い値動きとなっている様子から、昨年末の急落相場とは状況がやや異なります。

連休前まで日経平均が単独で上昇してきた背景もあり、個別株物色の動きでは新興市場を含めた材料株物色の動きが“日経平均離れ“するか注目される局面でもあるとも考えております。

 

<まとめ>
米国の対中関税引き上げでリスクオフ相場が進行中。連休前までの米中協議が合意を目前に控えていたことによる、株高地合いの前提が崩れた状況となっております。

これに伴い年後半からの景気回復見通しも、先行き不透明感が出てきた格好となっております。

しかし、このリスクオフが懸念される状況が続くようなら、市場では米FRBの利下げ期待が増すほか、夏以降米大統領選を睨んだ株価対策などが期待される面もあり、昨年末のような大きな急落は現時点では想定し難いと考えております。