アルチザネットワークス/6778
18日の終値は1385円(-71円)となっております。
5G関連に加えて業績上振れ期待から株価の見直しが強まった銘柄ですが、配信当時の9月初旬頃は“売り叩かれ過ぎのテーマ性(5G関連)材料株“として「アルゴズレポート」で取り上げた銘柄であります。
配信後9/5の決算で今期の業績見通しの振れ期待が強まったのは、いわば想定外の“ポジティブサプライズ“となった案件であります。
株価はその後1500円台まで急騰しましたが、ここ一週間ほどは値幅調整を余儀なくされております。
足元の値幅調整では株価水準を200円程度引き下げてきましたが、出来高を伴いつつ動いている様子から、投資家の入れ替わも進んでいるものと思われます。
※ こちらはアルチザネットワークス/6778の日足チャートです
時価総額132億円規模の小型株ですので、これだけ商いが出来ていれば需給回転が上手く利いている様子も窺え、ある程度目先筋の売りが出切れば早々に切替してくる展開も十分想定されると考えております。
足元の地合いは、日経平均が年初来高値を更新する中、個別材料株は大きく出遅れた状況となっており、‘売られる銘柄’と‘買われる銘柄’の二極化が鮮明になりつつあります。
しかし、その反面目立った動きを見せた銘柄には短期資金が集中的に集まる傾向が強まっていることから、動く銘柄のパフォーマンス自体は高くなる傾向にあり、これはアルチザにも該当します。
現状は調整が一定程度進んだものの、依然25日移動平均線との乖離も大きく、調整余地は残されているべきですが、4月高値水準である1300円台での押し目買い意欲が目先強まることも想定され、これを維持できるか注目されます。
依然見直し途上局面と見ているものの、反面スピーディーな需給回転から調整一巡後の動きも期待しております。現時点での弊社の目標株価としては1850円付近を見込んでおります。
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