中国政府は27日からの中国人出国制限を発表 新型肺炎の深刻度が増大

25日、中国当局が海外への団体旅行を27日から禁止すると報じました。
中国で新型コロナウイルスによる肺炎の感染者は1月4日は41人と発表(中国当局発表)されておりましたが、

・25日(土) 感染者 1,287人 死者41人
・26日(日) 感染者 1,975人 死者56人
・最新は日本時間27日午前0時)時点の集計では2076人

この新型肺炎の存在感が日を追うごとにマーケットでも高まる状況となっております。
毎日メディアで報道されておりますが、現状は悪化の一図をたどっており、状況悪化が進む間はマーケットにとっては脅威となります。

また、
・中国本土以外で感染者が確認されている13の国・地域でも人数が増えている
・最近の臨床データを見ると、感染力が強まっているようだ
・WHOが23日に“致死率3%程度と発表も、一部中国のメディアが26日報じた情報では致死率は15%、感染率83%と情報が錯綜
・依然、感染源、感染経路がはっきりせず対応策が見出せない

メディアの報道は総じて、感染スピードが速く、感染拡大が止まらない状況を報じております。

先週末にWTOが緊急事態を発動せず一時的にNY市場は買い戻される場面もありましたが、週末に中国政府は27日からの中国人出国制限を発表しており、春節でのこの中国当局の対応から事態の深刻度が窺えます。また、人の移動を大きく制限したことは、実体経済に悪影響が出る段階にきております。

中国で17年にSARS感染が拡大した際は死者800人に達しましたが、現在この当時とは中国経済の規模は増大しており、世界経済に与える影響力はかなり高まっております。

新型肺炎の感染状況悪化に歯止めが掛らない現状は、先行き不透明感を嫌うマーケットでは大きな売り材料となる可能性が高いでしょう。

 

大勢的には世界的な金融緩和と財政出動の流れに加え、国内では日銀のETF買いと過去最大規模の自社株買いによる下支えという構図は変わりませんが、

アルゴズブレインでは、
・世界的株高は10月から4か月近く調整らしい動きがない
・高値圏で推移していることから売り材料を求めている節も多い
・これを機に一旦まとまった調整が入っても不思議ではない

と考えております。

物色では、感染拡大から“新型肺炎”関連銘柄(マスク、医・薬、バイオ)への短期資金流入が、これまで以上に活発化する公算が高いと見ております。一方インバウンド需要を取り込む関連銘柄や、中国関連は売りで反応されそう。

 

 

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