米FRBの緊急利下げでリバウンド局面も、依然最悪期は見えない

先週末から市場の期待を集めていたFRBの利下げが、次回FOMC(3月17─18日)を待たずに緊急利下げを発表。これを受けて、理性を失った急落ムードは後退し、リバウンドムードが強まっております。

しかし、新型コロナウイルス感染拡大“最悪期”が見えない現状は、マーケットにとっても経済的損失の“最悪期“が見えないことを意味しますので、株式市場の戻りは限られる可能性があるでしょう。金融政策は、最悪期の見えない現状では効果は限定的。

 

ただ、今後“最悪期”が見えてきた段階となれば、その効果が再評価される可能性は高いと考えております。要は、昨年3度の利下げのような予防効果は乏しいが、感染拡大のピークアウト後になればその効果は発揮されてくると見ております。

 

FRBの利下げを行ったことで、米債買いの魅力が減少したことを受けてドル売り基調となっております。金融市場の混乱が収まらなければ、次回FOMC(3月17─18日)で追加利下げも視野に入っている状況下、円高基調が今後も続く懸念がは日経平均の戻りを鈍くする可能性があります。

依然VIX指数は32.5ポイントと金融市場は異常な状態が続いておりますので、引き続きボラタイルな相場環境が続きそうです。

 

 

» アルゴズレポートの詳細についてはこちら