先週の株式市場は日経平均、マザーズ共に週間ベースで上昇。しかし今週はコロナ第二波に警戒感

この記事の KEY POINT

・週末の米国市場では、コロナ新規感染者拡大を受けて地合い悪化

・一方でマザーズはじめ個別株物色は、個人投資家のセンチメントが崩れない限り活況が続きそう

 

先週の株式市場は日経平均、マザーズ共に週間ベースで上昇。マザーズ指数においては徐々に騰勢を強め、週末時点では再び年初来高値を窺う展開となっております。

日経平均が方向感に乏しい展開となる中、個別株へ短期資金が流れた印象があります。

しかし、週末の米国市場では状況がやや変わってきております。米国のコロナ新規感染者数がこの週末に急増しており、3月~4月ピーク時水準まで増加。

これを受けて、アップルは新規感染増加が著しい一部の週で再び店舗休業を決定するなど米国内で第二波に対する警戒感が高まっております。週末の米国市場もこれを受けて引けに掛けて値を崩す展開となっており、今週序盤は波乱の幕開けとなりそうです。

 

一方で、マザーズ指数の日足は再びボリンジャーバンド(25日)+1σ上へ浮上するなど、4月~6月前半に掛けて続いた上昇基調が復活するか注目される局面にあります。その為、今週は再度高値更新と成るか注目されます。

日経平均など主要指数の動きは外国人投資家の投資姿勢が大きく相場に影響を与えますが、
マザーズなどの新興市場や個別株物色は個人が売買代金に占める割合が大きい為、個人投資家のセンチメントが需給に大きな影響を与えます。

故に、日経平均が大きく崩さない限りは個別株物色は活況は続くと見ております。

 

先週は19日の日銀の買い入れが話題となっております。日銀がETF買い入れを行う要件として、通常TOPIXが前日比0.5%下落するとETF買い入れが行われるという、所謂“日銀ルール”(非公式)が浸透してきました。

しかしこの日は然程下げていないにもかかわらず日銀買いが行われたことから、様々な思惑が市場を駆け巡っております。今週は日銀の動向にも注目されます。