新着!!急騰候補

今週の日経平均 警戒感が高まる中、保ち合いが続くか注目

日経平均は6月11日の下落以降、調整局面が継続しております。22000円台前半を中心に方向感に乏しい展開が続いておりますが、先週末時点においては上昇中の25日移動平均にサポートされている状況となっております。

一方で、6月11日の下落の震源となった米国株式市場では、コロナ感染再拡大の流れを受けて、主要指数であるNYダウ、S&P500共に25日移動平均を既に割り込んでいるほか、今回の調整時の安値である6月15日の安値を再度試す兆しも出てきております。

 

ただ、日経平均の6月15日安値は21529円でありますが、その後22000円台を回復して推移している様子から、日経平均の異様な底固さが目立ちます。背景には日中取引で行われる“日銀ETF買い“の影響が出ているものと考えられます。

ファンダメンタルズは世界の新規感染者数が過去最高水準まで拡大しており、先週の米国においては新規感染者数が3~4月のピーク数を突破している状況。先週はこの悪材料が週末に掛けてマーケットでも強まり、米国内でも経済のV字回復は難しいとの認識が高まりました。これを受け、週末の米国主要株価指数は2%~3%近い大幅下落となっております。

今日の東京市場は先週末の米株下落を織り込む動きからスタートすることになりますが、世界的コロナ感染再拡大の流れが嫌気されそうです。

 

依然、NY市場は6/15の安値を割り込んでいない状況ですが、目先はこれを下抜ければ一層値幅調整が続く可能性が高まると見ております。

ただ、アルゴズブレインではこれだけコロナ第二波の確度、既定路線との見方が高まっている割には、日経より下げている米国株でさえ3月の急落時と比べて底固い印象があります。

先週末のVIX指数も34.7と思ったよりも上昇しておらず、米国のコロナ感染状況は再び最悪となっていることはマーケットも認識しておりますが、3月急落時とは異なり、コロナ第二波による株価下落バイアス(インパクト)は今のところは限定的に留まっている印象があります。

先週後半から感染再拡大の懸念が急速にマーケットを圧迫しておりますので、今週序盤の日米市場の動きが注目されます。