4連休明けの株式市場は、日経平均が反落となっております。
連休中の米国市場では、米中間で領事館閉鎖をめぐる対立激化や4か月ぶりの円高進行(105円台)、7月に入り急騰していた中国株の急落などを受けて“リスク・オン“ムードが強まる流れとなりました。
先週末時点のシカゴ日経225先物 (円建て)が22340円で取引を終えておりましたので、朝方の日経平均は300円を超す下落でスタートしております。
しかし朝安後は徐々に買い戻される展開となり、結局22日終値比35円安で取引を終えております。
22700円台を維持するという非常に底堅い展開となっておりますが、日経平均の底堅さに関しては、こちらの記事でも書きましたが投資家のポジションが大きく影響していると推察されます。

ただ、今日のマザーズが994.45(-18.15)22日終値比-1.79%となっている様子から、地合いは決して良いとは言えません。
引き続き、日経平均は底堅いながらも方向感とボラティリティに乏しく、物色は夏枯れていく展開をイメージしております。物色難の中、決算や個別材料に藩王下選別物色が中心となりそうです。