バンクオブイノベーション(4393) 上値追いに拍車が掛かる。今後の売りの目安は?

バンクオブイノベーション(4393)
8月26日 14:08現在の株価は6230円(+600円)となっております。

8月に入ってから投機系ファンドの関与もあり、一気に上値追いの展開となった銘柄ですが、連日の急騰劇に続き今日も後場から強含む展開となっております。週足では4週連続の上昇で株価は短期間で大きく居所を変えております。

バンクオブイノベーション(4393)はスマホゲームアプリ開発を手掛けるマザーズ上場の小型株。時価総額は現時点で245億円規模ですので、相場初動段階の今月初旬頃はこの1/3程度と100億円未満の超小型株であったことも、この驚異的なボラティリティの背景と言えます。

また、アルゴズレポートでは7月に2000円付近配信した経緯のある銘柄でもあります。

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相場は既にアルゴズレポートでの目標株価とした4400円を突き抜け、今月の上昇で相場は上場来高値を更新する青天井相場に発展しておりますが、この先どこまで上がるのか?どこまで売ればいいのか?が気になる局面に突入しております。

 

※こちらはバンクオブイノベーション(4393)の日足チャートです。

バンクオブイノベーション(4393) 今後の株価予想

 

今回の相場では、この急騰劇に関与している投機系ファンドが決算イベント通過を待ってから相場を仕掛けた様子が窺えます。個別株を取り巻く環境は、8月前半は冴えない“夏枯れ“となりましたが、決算発表イベントが一巡した銘柄から徐々に物色されてきた傾向があります。

JASDAQ上場の、同じくゲーム関連であるケイブ(3760)とはまた異なった上昇の仕方をしておりますが、8月中旬以降JQよりもマザーズの方が強い動きとなったこともバンクオブイノベーション(4393)の強さの背景にあると考えております。

ゲーム関連はボラが出れば人気に火が付き易いセクターですので、足元マザーズ市場が他市場よりも飛び抜けて強い地合いとなっていることも追い風となり、個人投資家資金の流入を促したと見ております。

 

現状は、この時価総額規模でも出来高を伴って急騰しており、短期資金に拠る回転が効いていることから、短期需給は良好な状況ではありますが、ちょっとしたキッカケで需給の流れは大きく変わり易い局面になっている点には注意しておく必要があります。

短期需給次第の局面に突入していることや足元のボラティリティの大きさから、目先の目標株価を敢えて設定するのは野暮というものでしょう。また、割高か否かなど今更ファンダメンタルを考察するのもナンセンスな局面まで相場は膨れていますので、注目すべきは短期の需給のみに集中する局面と考えております。調整入りするキッカケは“マザーズの地合いに変化が出たり、今急騰している銘柄群が総崩れになることなど、様々な状況が想定されますが、これらは投資家心理に大きく影響する為、短期需給にダイレクトに変化をもたらします。また、変化があれば日足チャートにもその傾向が表れてきます。

売りの目安としてはトレンドの変化を見逃さないことが肝要で、単純に日足のボリンジャーバンド+2σのトレンドに従って上昇が続いている相場ですので、+2σを割り込むなどの変化が出れば売りと判断すべきでしょう。こういう動きは上値追いとなっている現状の需給に変化が出たことがチャートに表れてきたことを意味しますので、今のような局面では有効な目安となります。