週明けの日経平均は反発。海外市場は安倍首相辞任の混乱よりFRBの政策方針に関心。インフレ期待から株高の流れ

週明けの日経平均株価は大幅反発となっております。先週後半の3営業日続落で414円下落しておりましたが、円高が106円台中盤から105円台へ進んだまま週明けは反発しておりますので、指数の見た目以上に買い戻しの動きが強い印象があります。

日経平均 23,150.81 +268.16
TOPIX 1,620.41 +15.54
東証マザーズ 1,113.37 +31.80
米ドル円 105.55 -0.51

先週末は安倍首相の辞意表明で混乱した株式市場でしたが、この動きは限定的なものに留まっております。週末の海外市場の関心はもっぱらパウエル米FRB議長によるジャクソンホールでの講演内容となっており、米金融政策のリフレ方針強化でインフレ期待の高まりから、金利上昇に伴う債券買い、ドル買い(円高)、株高でマーケットが反応しております。

これを受けた今日の国内市場は一転して先週の高値圏に戻りつつありますが、先週と違う点は円高が進んでも尚株高で反応していることでしょう。

 

先週後半は日経先物にも相当カラ売りが入った様子から、インフレ期待による米株高を受けて今朝は売り方の買い戻しというコロナ禍相場でこれまで何度も見てきたパターンとなっており、コロナ不景気でもインフレ期待から株高という流れが続いております。ただ、今回のパウエル米FRB議長講演で米FRBの政策調整を示唆したことは、今後も円高に作用し易い要素であること頭の中に入れておく必要があるでしょう。

 

日経平均は朝方の買い戻し一巡後はポスト安倍と総裁選を意識して様子見ムードが強まり、引けにかけてダレておりますが、新興市場がしっかりしている様子から先週の小型株物色の地合いが戻ってきた可能性があります。

目先は海外要因で株高も、国内要因で指数が伸び悩むなら、短期資金は影響を受け難い小型株へ流れ易いものと思われます。