米ハイテク売りでナスダックが週間-4.06%の大幅安。しかし日経平均は23400円台を回復。今後の見通しは?

先週末11日の日経平均株価は、朝方こそ米国株安を受けて大幅に売られる展開となりましたが、その後は買い戻され、結局前日比171円高と2日続伸して取引を終えております。マザーズ指数も終値1,135.00 前日比+12.41(+1.11%) と反発して取引を終えております。

先週は米ハイテク株を中心とした急落で、ナスダック指数が週間で4.06%下落する波乱の展開(NYダウも1.66%の下落)も、実は日本株、欧州株はあまり下げておりません。

 

<先週1週間のパフォーマンス>
S&P500  -2.51%
ナスダック総合  -4.06%
NYダウ  -1.66%
ユーロ・ストックス50  +1.69%
日経平均株価  +0.87%
TOPIX  +1.24%
マザーズ  -0.43%
ドル/円  -0.06%

この通り米株が下げた半面、欧州と日本株は上昇しております。
この動きは、米ハイテク株がこれまでの株高をけん引してきたものの、あまりにも強く、割高への警戒感から大きく修正された印象があります。割高なハイテク株市場を売り、反面バリュー株比率の高い欧州や日本株へ資金が回った印象があります。

 

※VIXの日足チャート

 

米ハイテク株の波乱はまだ続く可能性がありますが、短期的な波乱の度合いはシカゴVIX指数の動きである程度推し量ることが出来ます。 シカゴVIXは7日月曜日の38.3をピークに、その後下落基調となっており、先週末は26.87まで大きく下げております。今後も下落基調が続くなら、マーケットは徐々に落ち着きを取り戻していくことになりそうです。

世界の株式市場の流れは、割高な市場が売られ割安な市場へ資金が流れた様子から、金融緩和下における株式を物色する流れ自体は継続していくものと見ております。 国内市場においても、市場が落ち着きを取り戻すに連れて、日経平均、マザーズ共に年初来高値を窺う展開に戻っていく可能性が高いと考えております。