先週のマザーズは一気に値幅を伴う上昇。ただ、個別株は銘柄間での物色温度差に注意

先週の株式市場は日経平均が週間ベースでは4週ぶりの上昇。これまで23600円付近で戻り売りに押される上値の重い展開が続いておりましたが、徐々にこれを上抜く兆しが出てきております。

これまでマーケットを揺さぶってきた米国市場では、先週後半から株価の上昇に合わせてシカゴVIX(恐怖指数)が低下。ハイテク株を中心としたデリバティブによるヘッジ解除の動きから株式を買い戻す動きが見られます。これは9月以降の乱高下する相場の中の戻り局面とは異なった傾向でもあり、投資家のマインドが“リスクオン“に転じつつある様子が窺えます。

今週の株式市場も、この流れが続くか注目されます。

 

シカゴVIXの日足はこれまでサポートラインと機能していた50日線(黄色線)を割り込み、リスク後退を示唆。

※VIX(恐怖指数)の日足チャート

 

アメリカ大統領選までは1ヵ月を切っており、これが引き続き波乱要因となりますが、マーケットは既に民主党バイデン候補の勝利を織り込みつつあるようです。

マーケットは先行き不透明をも最も嫌いますが、米大統領選という霧が晴れつつあることを好感した動きが出ております。ただ、4年前のトランプ氏当選時もそうでしたが、最終的な結果が出るまで波乱要因は幾分か残ると見ております。

 

日経平均株価は9月以降戻り売りに押されてきた23500円台を突破する兆しが見られる。この上値の蓋が外れると1月高値水準24115円を目指す展開となるか注目される。

※日経平均の週足チャート

 

一方でマザーズ指数は週間ベースで大きく続伸。先週は一気に値幅を伴う上昇となっております。しかし、個別株は銘柄間での物色温度差に大きな差があり、個人投資家の方々もマザーズの上昇程、手持ち株のパフォーマンスが振るわないと感じている方も多いかと思われます。

足元の個別株は物色の二極化が進んでおり、積極的に買われる銘柄とそうでない銘柄の格差が出ております。今は銘柄選別が投資パフォーマンスに大きな影響が出易い局面であると言えます。

 

※マザーズ指数の週足チャート

 

今週は物色の変化や米国株の動きに警戒は必要ですが、マザーズの上昇トレンドが維持されるなら、弊社有料レポートでも取り上げたビットワングループ(2338)やファーマフーズ(2929)、すららネット(3998)などの材料株に続く、新たな値幅取り候補も今後浮上してくることが期待されます。

いくつか案件は現在調査中でありますが、順次精査して近々レポートにてご提供していきたいと考えております。

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