日経平均は引き続き方向感に乏しい展開 今後の見通し

今日の日経平均は(後場12:25現在)23464円と175円程度下落しております。昨夜からドル円が104円台へ円高が進行しているほか、米株先物市場が大きく下落していることを受けて軟調な展開となっております。

 

※日経平均の日足チャート

 

最近の米国市場では追加経済対策の成立期待への思惑が浮かんでは沈むなど、これに合わせて投資家も右往左往する動きを続く中、昨夜は米製薬大手のアストラゼネカなどが開発を進めている新型コロナウイルスのワクチンの臨床試験で、参加していたボランティアの1人が今月死亡したと発表されたことが、今朝から先物を大きく下落させている要因となっております。

この状況から11月3日にアメリカ大統領選を控え、出てくるニュースに一喜一憂する値動きがしばらく続くと見ております。

 

結局のところ、今はアメリカ大統領選の行方や相場に与える影響が最も重要なポイントになっており、投票後も選挙結果をめぐって紛争が起きる自体をマーケットは最も懸念しているように思われます。

マーケットは先行き不透明感を最も嫌いますので、こうなってくると両候補のどちらが当選しようとも、その後スムーズに次の大統領が確定することがマーケットにとっては最も好材料になるのはと考えております。

選挙前後において上記の懸念をはらんでいる現状は、市場は方向感が定まらない中、乱高下し易い地合いが続くと見ております。

 

現在9月後半からリバウンドの流れとなっていた米国市場は、S&P500が10/12の戻り高値以降は再び調整ムードを強める流れとなる中、ドル安(ドル売り)の流れが強まっており、金が買われも債券が売られる展開とカオス状態にあります。

シカゴVIXが上昇している様子からオプション取引が活発化してボラティリティが高まっていることも、この混沌として乱高下し易い今の地合いを裏付けているように思われます。

これに比べて日経平均は底堅い動きを維持しておりますが、先行きも通しはこちらの記事で述べた時とあまり変わっておらず、
週末に掛けて日中の弱さが目立ってきた日経平均は、徐々に調整ムードが強まる流れ 大きな方向性が出てくるのは基本的にアメリカ大統領選挙後と見ております。それまでは乱高下する場面もありながら、基本的にはレンジ内での動きが続きそうです。