先週のマザーズは買い戻しの動きを強める。個別株の今後動き

ここ数週間、株式市場は米大統領選挙に大きく振らされる展開となりました市場も落ち着きを取り戻しつつあります。

高騰していたシカゴVIX(恐怖指数)も下落基調となっており、プットオプションの巻き戻しで米国株を中心に売りポジションを解消する動きが、先週の大幅リバウンドの原動力となっている。ただ週末にかけてはこの買い戻しの動きも一巡しつつある様子が見られます。

 

今日は米大統領選で民主党候補のバイデン氏が勝利宣言を行っており、バイデン陣営による閣僚人事など政権移行の準備に関心が移りつつあります。

選挙前まで投票結果をめぐる混乱への懸念が高まっていましたが、現状のマーケットの様子からこの懸念は大きく後退している様子が窺えます。しかし、負けをあっさりとは認めないトランプ氏陣営による激戦州を中心とした集計に絡んだ法廷闘争は今後激しくなってくることが予想され、まだ予断を許さない要因は残ると見ております。

 

一方国内市場では、先週マザーズ指数は地合いの好転を受けて買い戻される展開となりました。直近11月2日の安値からは約10%程度のリバウンドとなっており、マザーズ指数と連動性の高いとされる米ナスダックも同様に約10%の戻りとなっております。この間、日経平均や米S&P500及びNYダウは概ね6%の戻りとなっております。

 

※ マザーズ指数の日足チャート

 

ただ、大きく下げた米国市場と同程度上昇している日本株を含めたアジア市場の強さには目を見張るものがあります。今後米国市場が多少揺れることがあっても、日本株は上昇が継続する可能性があると見ております。

マザーズ指数の特性から今回のような値幅を伴う調整局面では、5日移動平均を上まるとリバウンド気運が強まり、且つ同移動平均が上向きに転じると、さらに買い戻しの動きが強まる傾向がります。

 

調整が始まった10月15日以降は、先週のリバウンドに転じるまで一度も5日移動平均を上回れなかったマザーズ指数ですが、5日にこれを突破し6日には同移動平均が上昇に転じております。

株式市場は全体的に過度の売りに傾いたポジション巻き戻しは一巡しつつあります。今週は、今後の方向性を再び見極めていく必要がありますが、物色においても、先週まで買い戻しの動きが上げの主体となっていただけに、マザーズもグロース株が物色の矛先となりましたが、今後は新たな物色の動きや裾野拡大の動きが出てくるか注目されます。

 

個別株物色におけるリバウンドの動きは、まだまだ本格的なものではありません。投機性資金の動きも、今後積極性が増してくることが予想され、弊社有料レポートでも取り上げたソフトマックス(3671)やリバーエレテック(6666)、JIG-SAW(3914)、中外鉱業(1491)などの材料株に続く、新たな値幅取り候補も今後浮上してくることが期待されます。

いくつか案件は現在調査中でありますが、順次精査して近々有料レポートにてご提供していきたいと考えております。

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