今日の日経平均は反発。マザーズ指数の動きや物色動向

今日の東京市場は日経平均が方向感に欠ける展開。昨日は感謝祭で米国市場が休場の為、日本株は手掛かりに乏しいなか、静かな動きとなっております。また、今週はマザーズ指数が膠着感を強めており方向感に乏しい動きが続いております。

マザーズは10月の急落以降、上値は25日移動平均(下降中)と、下値は75日移動平均(上昇中)の間で推移してきましたが、両移動平均の幅は20ポイント程度まで接近しており、このまま緩慢な動きが続くのか、今後上下放れた方向へ動くのか注目されます。

 

※マザーズ指数の日足チャート

 

マザーズの値幅調整は10月末までで概ね一巡した感はありますが、12月は例年新興市場の動きが鈍くなる傾向(個人の税金対策に伴う売りが出易い)がある他、足元の株高は海外勢に拠る景気敏感株を買う動きに拠るところが大きい為、このまま年末まで“物色の蚊帳の外“に置かれ、見直されるのは年末以降となる展開も想定されます。

今の物色の矛先は、近い将来のワクチン普及を意識して新型コロナ終息後の経済正常化を買う動きが根底にありますので、コロナの影響で業績を大きく落とした銘柄が見直されるセクターローテーションの動きに乗ったトレンドとなっております。

夏頃からバリュー株シフトが囁かれ、米大統領選後にその動きを強め、現状は来年のバリュー株物色本格化(バリューの循環物色)を見据えた下準備が着々と進んでいる印象を受けます。

この物色の流れがこの先も実際に進むかどうかはさておき、少なくとも足元の物色はバリュー株見直しを意識した動きが続いております。現状は大型株中心ですが、海外投資家の動きが感謝祭以降、年末に掛けてホリデーシーズンに突入して鈍くなる場面では、値動きの軽い小型バリュー株の動きも活発化してくる可能性もあると考えております。