英国でワクチンが先進国で初承認も、株式市場の反応は鈍い。日経平均とマザーズの見通し

今日の東京株式市場は日経平均株価が3営業日続伸となっております。ただ、日足を見ると上値の重さが気になる局面でもあります。昨日は、英国でファイザー製のワクチンが先進国で初承認されましたが、米国時間での海外市場の反応は動意の薄い展開となりました。

冷静に見れば既に株価に織り込まれてきた印象が強く、今のところ株式市場は買い手掛かりに乏しい状況と見られます。相場も、やや過熱している傾向がありますので、投資家は今のマーケットを落ち着いた目で見るようになってきた印象があります。

 

※日経平均の日足チャート

 

ただ、今後のワクチン普及と世界的な経済正常化が見込まれる中では売りも出難いほか、既にこの水準で空売りも積み上がりつつある様子から、↓押せば売り方の買い戻しが入り易い需給が続くことが想定され、下値も固い印象があります。

これらの状況から、目先的には日経平均など大型株指数は膠着する展開を想定されますが、現状海外投資家がアベノミクスの初期以来、日本株に関心を示している局面だけに、マザーズなど足元の株高に出遅れてきた小型型への資金シフトに期待したいところでしょう。

そのマザーズ指数ですが、今日は前日比-2.5%の下落と冴えないものの、下値は25日線を目処としつつ11月初旬や12月初旬の戻り高値水準である1260~1270P付近の上値抵抗を試す局面と認識しております。しかし逆に、上向きに転換しつつあるこの25日移動平均を割り込む様なら、その先はネガティブにならざるを得ません。

 

※マザーズ指数の日足チャート