メジャーSQを控えた現状の日経平均の動き

株式市場予想 米株は3指数が揃って最高値更新も、新型肺炎の感染拡大で日経平均は24000円が重い

国内主要指数日経平均株価は、週明けこそ大きく値を下げて5日移動平均を割り込む場面もありましたが、その後大幅反発に転じるなど底堅い動きを見せております。ただ、ここ数日はメジャーSQ通過を控えて風向きがコロコロ変わる展開となっております。

 

日経平均は11月に15%近く急上昇しており、今月は高値警戒感の強い状況が続いており、この状況は6月のメジャーSQとも似た状況となっております。この当時の日経平均も5月から大きく値を上げた後、6月SQの通過となりましたが、この時はSQ後に大きく値幅調整となっております。この時のようにSQを境に相場が転換するケースは珍しくなく、今回のSQ通過後の動きが注視されます。

 

※日経平均の日足チャート

 

しかし、6月SQ通過後の調整局面では、序盤こそ激しく下落したもののその後は底堅い動きを見せており、急激な上昇についていけなかった投資家の絶好の買いチャンスとなった経緯があります。

今回はどのような展開を見せるか予想は困難ですが、まとまった押しがあれば買いたい投資家も多い印象があります。また、現状は目先の調整入りを見込む意見も多く聞かれますが、経験則上このような場合、大勢が見込む方向へは動かないのがマーケットの特性としてあります。

ただ、実際に現状の株価は過熱感の高い状況であることには違いありませんし、新型コロナワクチン絡みの材料もかなり織り込まれてきた感もあり、米国市場も買い疲れ感が見られてきた状況から、この先積極的の上値を買う手掛かりが乏しいのも事実です。

 

特にワクチンに関する好材料にはあまり反応しない様子見も見られてきており、逆に悪材料には反応し易い傾向が出てきております。これは投資家が売りのキッカケを模索しているようにも捉えられます。

マーケットは常に“好材料“と“悪材料“が混在しておりますので、株価がどちらに反応し易い地合いかを把握しながら、シカゴVIXや日経VIなどのボラティリティ指数で、現状の投資家心理を推し量りながら今後の動きを探っていく必要があると考えております。