乱高下続くメディカルネット(3645) 今後の見通しは如何に!?

メディカルネット(3645)
12月15日前引け時点の株価は1066円(-35円)となっております。

株価は10月から出来高を伴い上値追いの展開となってから約二か月が経過しますが、11月中旬以降の相場では投機性も強まり、ボラティリティが拡大しております。12月2日には高値1240円を示現したものの、高値警戒感から利益確定売りに押される展開となりましたが、ここ数日の日足を見ると、11日の決算を受けて再度見直しの動きが強まっております。

一旦崩れた相場だけに、今後の相場展開が非常に気になる銘柄でもあります。

 

※こちらはメディカルネット(3645)の日足チャートです

 

12月11日に決算発表で示された今期見通しについては、売上高こそ従来予想から小幅増にとどまったものの、営業利益は従来の1億1千万円~2億円の予想を、3億円に引き上げております。

同社は歯科・美容分野のポータルサイトを運営しており、メディア・プラットフォーム事業では運営する情報提供サイトにおいて、クライアント(歯科医院やエステサロン等)からの広告収入を主な収益源としているほか、歯科医師のための総合情報サイトを通して医療BtoB事業も手掛けております。

20年6月期業績は売上高こそ成長したものの、利益面が及ばず株価も伸び悩んでおりましたが、今期(21年6月期)への改善期待から弊社有料レポートでは650円付近で取り上げた経緯のある銘柄です。

 

不振のマザーズ銘柄の中では投資家に高い人気を誇る銘柄でもあり、業績が大きく上振れた11日発表の決算を受けて見直し買いの動きが再び強まる場面においても、相当な買い圧力が一気に強まった様子が、この日の長い陽線からも見受けられます。また小型株故に、マザーズ銘柄特有の一方通行となり易い傾向が強く出た場面でもあります。

日足は、この日の値動きで25日移動平均を一気に回復しており、昨日はボリンジャーバンドの+1σを試す展開に発展。しかし、今日はさっそく戻り売りに押されて上値の重さが出てきております。

 

今後のポイントとしては、目先ボリンジャーバンドの+1σを明確に抜けるようなら再度高値を取りに行く相場に発展する可能性は高まり、再びマザーズ銘柄特有の一方通行となり易い動きに発展するか注目されます。

しかし一方で、戻り売りに耐えられず再び崩れるようなら、下値は25日移動平均を維持できるかが注目されます。一度は決算発表前に同ラインを割り込みましたが、発表後はファンダメンタルが変わっておりますので、25日移動平均上を維持することが可能なら、今期以降の成長性が期待されている銘柄だけに、日柄調整後再度人気化する可能性があると見ております。

今は高値圏でボラティリティがかなり出ていますので、目先の予想は難しいものの、中長期的にはまとまった押しがあれば再度注目に値する銘柄であると考えております。