宮入バルブ(6495) この二日間で10%を超す下落。現状と今後の見通し

宮入バルブ(6495)
12月16日の終値は203円(-12円)となっております。

同社はLPガス供給に関わるバルブ類の大手。船舶用やLNG用、ガスコック、容器用、バルク貯槽用のほか、燃料電池車・水素充填バルブなど幅広く展開します。

東証二部の低位株として弊社有料レポートにて130円台で取り上げた銘柄ですが、時価総額は100億円規模の値動きの軽い小型株ということもあり、相場の背景では投機性資金が関与する銘柄でもあります。東証二部の低位株物色の流れから、一旦大きく動き出すとそれ自体が短期資金の流入を促し、ボラティリティを伴う特性があります。

 

実際の相場は12月に値幅取りの動きを強めた後、160円を上抜けてからは乱高下を交えながら、14日には238円まで上昇してきました。しかしここ2営業日は大きく下落する展開となっており、今後の動きが気掛かりな局面を迎えております。

レポートではこれまで2018年1月高値である272円を意識した展開を想定してきましたが、今日の下げで日足はボリンジャーバンド(25日)の+1σを割り込んだ他MACDも陰転しており、これにより上昇トレンドが崩れる格好となっております。

 

※こちらは宮入バルブ(6495)の日足チャートです

 

早急にこの+1σを回復できないようなら、目先は調整局面入りする可能性はかなり高まると考えておりますので警戒する必要があると考えております。今はトレンドが崩れた事実を重視し、ひとまずポジションを落とすなり足元の調整に備えた対応が求められるでしょう。

仮にこの先調整が進んだとして、その後注目されるのは“どの水準まで下げるか“になりますが、この2営業日の出来高水準から、足元の売り圧力はそれほど強くない可能性もありますので、25日線付近で下げ止まるようなら、短い調整の後に仕切り直しの機会が訪れる可能性が残されていると見ております。

しかし、それはまたその時点での状況を踏まえて判断する必要がありますので、目先は足元の調整入りの確度が強まっていることに備える場面と認識しております。