イーレックス(9517)に上放れの気配。今後の動きに注目

イーレックス(9517)
12月28日 9:28現在の株価は2154円(+8円)となっております。

先週後半から再び上放れの気配を強めております。12月中は11月までの上値追いの動きとは一転して、ぼボラティリティが低下。ボリンジャーバンも収縮し膠着感を強める相場となり、高値警戒感から日柄調整が続いておりましたが、値幅調整に転じることなく高値圏を維持している様子から、底堅い動きとなっておりました。ここにきて相場は再び上放れの気配を強めており、今後の動向が注目される銘柄と見ております。

 

同社は余剰電力の買い取り・再販を手掛ける電力小売り事業を展開。自社でバイオマス発電所の増強を進め、販売電力量拡大に注力する「再生可能エネルギー関連」としてのテーマ性を擁する銘柄です。

足元の株価上昇の背景には世界的「脱炭素社会」への転換の流れが強まっていることがあり、菅政権が2050年までに温暖化ガス排出実質ゼロという目標を掲げたほか、バイデン次期米政権が脱炭素社会への取り組みとして環境インフラに巨額投資を計画するなど、政策期待からの市場拡大が期待される分野です。

クリーンエネルギー関連銘柄として物色されたレノバ(9519)もこの関連銘柄ですが、イーレックス(9517)のこれまでの株価上昇においても最近のクリーンエネルギー関連株への物色が強まっている背景があります。イーレックス(9517)については、弊社有料レポートでは、1400円台で取り上げた取り上げた経緯のある銘柄です。

 

※イーレックス(9517)の日足チャート

 

12月は日柄調整となりましたがこの約3週間の揉み合いで利益確定売りが出る一方、押し目を買いを狙う投資家の買い需要が売りを吸収。足元では利益確定売りが一巡してきたことで、需給は買いが勝ってきた様子が窺えます。出来高はまだ過熱感がないことから、この先はまだ上値余地があると見ております。

今はボリンジャーバンドがまだ収縮している状況ですので、足元の上放れの動きから、今後ボリンジャーバンドが拡大する強い動きに発展するか目先の動きが注目されます。この銘柄は時価総額が1200億円規模の中型株ですが、値動きの軽さも特徴的です。時価水準は昨年末高値は1895円を既に抜いており、この先“青天井相場“へ発展するか注目される相場であると考えております。

 

足元の個別株物色は年末特有の薄商いの中、短期狙いの個人や投機性の強い資金の動きはターゲットを絞る傾向が見られます。しかし、個別株物色の需給においては年末特有の税金対策売りが一巡する今日・明日を境に、これが大きく好転してくる可能性があります。

弊社ではイメージワン(2667)やレノバ(9519)やメディカルネット(3645)などを有料レポートで取り上げてきましたが、これらに続く投機マネー関与で、年明け以降急速に値を吊り上げると想定される案件をいくつかマークしております。このような新手の短期物色に適した銘柄を、今後の有料レポートで取り上げていく予定です。

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