緊急企画・値幅取り候補

BASE(4477) 今週はこれまでの急騰を帳消しにする激しい下落。今後の見通しとポイント

BASE(4477)
1月29日の終値は10730円(+60円)となっております。

今週は3日続落後の29日に小幅反発。25日(月曜日)に高値14500円まで急騰しましたが、その後の下落幅がかなり大きくなっております。26日と28日は共に10%近い下落となっており、株式市場全体も荒れていることから、下値に対する警戒感が強まっております。これらを踏まえ、今後の見通しやポイントを記事にしました。

BASE(4477)は、10月から調整局面を迎えたマザーズと歩調を合わせるように年末まで調整が続いた銘柄です。ただ、11月後半からは新たなヘッジファンドの介入もあり、弊社有料レポートでは、調整一巡後を見計らい12月中旬に9200円付近で取り上げた経緯のある銘柄です。

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同社は Eコマースプラットフォーム「BASE」や、オンライン決済サービス「PAY.JP」の運営を手掛け、今年は“巣ごもり消費“関連銘柄として株価が急騰した銘柄の一つでもあります。この過程の中で、昨年8月には2020年12月期経常を一転黒字に上方修正が発表されており、それ以降は上昇に弾みがついた経緯があります。

しかし、株価は2月に発表される2020年12月期黒字化を織り込んだ状況と見ております。相場は今期(21年12月期)の黒字拡大を期待しているので、決算に対する期待感が高いことから、投資家の今後予定されている決算発表に対しての警戒心もあると考えております。

この為、決算発表までは積極的に上値は追い難い局面とも言えます。しかしその反面、更なる業績改善への期待感もあることから、ここから8000円~10000円のレンジでは売り難いと同時に押し目買いも意識される水準にあると考えております。

 

※BASE(4477)の日足チャート

 

日足は今週25日に14500円まで急騰しましたが、昨年11月の戻り高値である13500円を試すものの、跳ね返された印象があります。今後再度試しに行くか注目されますが、この銘柄は昨年5月以降の上昇過程では25日移動平均が重要な指標となっており、同ラインを上回っている間は強気な動きが続くものの、逆に下回ると弱気な値動きに繋がる傾向が顕著です。

今週の下げは、その前の週の急騰分を帳消しにしてしまいましたが、目先は25日移動平均線を維持できるか今後の投資判断する上でも重要視しております。

 

この相場は業績改善期待から、これを見直す動きが物色の背景にありますので、決算発表を控えている現状は25日移動平均を時出来る底堅さがあるようなら、今後再動意する可能性もあると見ております。

ただ、マザーズの今後の方向性と地合いもこの相場に大きく影響してくるものと予想されますので、株式市場全体が株高に対する警戒感が強まっている現状においては、先行きを見極めるのは非常に難しい局面でもあります。

また、上記の11月後半から介入しているヘッジファンドの動きに関して、BASEとは別に新たな銘柄を仕掛ける気配が出てきておりますので、こちらの案件も近日有料レポートで取り上げる予定です。