日経平均は先週末の急落から一転して反発。米国株の下げが続く中、今後の注目点は?

先週の株式市場はかなり荒れた展開となりましたが、米国でのGameStop株騒動がマーケットにかなり影響を与えている様子が見受けられます。先週末の米国市場はダウが600ドルを超す下落となり、シカゴVIX指数は33.09まで上昇。

市場参加者の危機感や動揺を図るうえで、シカゴVIX指数の動きを重要視しております。コロナショック前は投資家の危機感が高まると、VIXは20ポイントを超える傾向がありましたが、コロナ禍での相場では25ポイント超えで不安定になり、30ポイントを超えると急落する傾向があります。今のVIXの動きは足元ではマーケットが激しい値動きとなる兆しが出ていることを示唆しており、今週の動きも注視していく必要がありそうです。

 

※シカゴVIX指数の日足チャート

 

今後の注目点としては、やはりGameStop株騒動の市場への影響。今後ヘッジファンドのパフォーマンスへの影響が拡大するようなら(金額ベースでの影響が膨らむ様なら)、プチ金融危機的な発展も懸念されますが、今のところ一過性の波乱要因になるのではないかと見ております。

ただ、今は昨年11月から続く世界的株高への警戒感が高まっているタイミングにありますので、この騒動が調整のキッカケとなる可能性は高いかもしれません。

先週末の米国市場は大きく下落しましたが、日経平均先物夜間が27800円台まで回復しております。米国株と逆相関に動いている背景として、大きく円安に振れたことが考えられます、それを差し引いても日経平均の底堅さが目立つ印象があります。

週明けの東京市場も、米株先物(時間外取引)が下落する中、日経平均、TOPIX、マザーズ、東証二部指数が上昇(前場時点)しておりますが、先週は米国株が下げる中、日本株だけではなくアジア株全般も底堅い動きを見せておりましたので、この傾向が続くかも注目されます。