緊急企画・値幅取り候補

加地テック(6391) 値動きの荒さと激しい需給変化からマネーゲーム化し易い相場が継続。今後の見通しとポイント

加地テック(6391)
2月5日 後場12:40現在の株価は6650円(前日比+110円)となっております。

今週は先週までの調整から一転して見直しの動きが出ています。1月29日の決算通過で感安心感が出てきた側面もありますが、3日の値動きと出来高は7000円付近の戻り売り圧力の強さも露呈した格好。強弱判断が難しい局面であることを踏まえ、今後の見通しやポイントを記事にしました。

加地テック(6391)は空気や各種ガスの高圧・超高圧コンプレッサの製造販売が主力事業の東証二部上場企業です。LNGなどプラント用特殊ガス圧縮機大手で、燃料電池車用設備も手掛けることから脱炭素関連銘柄としての材料性が注目される銘柄です。弊社有料レポートでは、投機ファンド絡みの銘柄として12月中旬に4200円付近で取り上げた経緯があります。

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1月29日の決算発表では、4-12月期(3Q累計)の経常は3.3倍の増益で着地したことを受け、2月に入ってからは見直し動きが出てきているほか、原油価格を含めエネルギー関連を見直す動きも同社株見直しの追い風になっているものと見ております。

 

※加地テック(6391)の日足チャート

 

2月に入ってからの株価推移は決算通過後の見直し買いが入るも、3日の出来高と値動きから7000円付近で戻り売りに押される展開。この水準はボリンジャーバンド(25日)+1σにも相当し、戻り売りが意識され易い水準でもあります。且つ、価格帯別出来高から1月の高値を付けに行く過程で、7000円以上の空中戦で高値を掴んだ投資家の売りも出易い水準であると推察されます。

しかし、足元の相場は底堅い印象が強い状況。足元の物色ではワクチンが開発から普及段階絵と進む中、ポストコロナを見据えてエネルギー関連を見直す動きが出ており、LNGなどプラント用特殊ガス圧縮機を手掛ける同社にとっても、この流れは業績の先行きに対して期待感が高まる局面でもあります。

しかし、時価水準はかなり割高な水準であることは否めず、時価総額100億円規模の小型株故、投機性資金流入に伴う一時的な相場である可能性は高いと考えられます。そうとは分かっていても、この手の投機相場が今の個別株に対する短期物色を牽引しているのも事実であり、これを踏まえた上で、しばらくこの投機の流れは続く可能性があると考えております。

 

しばらくは5000円~7000円レンジで揉み合いが続く可能性はあるものの、底堅く推移して何度かこの7000円水準を試しに行くようなら、同社株のような回転の早い小型株は需給転換まで差ほど時間を要さない可能性があります。

上記を踏まえ、値動きの荒さと激しい需給変化からマネーゲーム化し易い銘柄ですが、再度上値を試す動きが出る可能性は大きく残されているものと見ております。投機相場継続のポイントとしては、下値に関しては1/29の安値を維持することが条件となり、上値に関しては7000円突破が今後の相場のカギになると考えております。