デジタルホールディングス(2389) 先週は好材料で急騰も今週は伸び悩む展開。気になる今後のポイント

デジタルホールディングス(2389)
2月9日の終値は2012円(-7円)となっております。

足元の値動きは12月中旬頃から調整局面となっておりましたが、約1か月半の調整を経て、2月からは上値追いが再開しております。有料レポートでも取り上げた銘柄として、今後の見通しやポイントを記事にしました。

デジタルホールディングス(2389)は投機筋絡みの案件として、昨年11月に有料レポートにおいて1600円付近で取り上げた案件です。過去(2018年10月)には1000円付近から3540円まで短期急騰した経緯のある投機性の高い銘柄でもあります。詳しくは前回の記事をご参照ください。

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~前回の記事~
デジタルホールディングス(2389) 見直し買いで日足は25日線を回復!気になる今後

 

最近の株価は4日に大商いで急騰し、昨年末の高値を更新する展開となりましたが、この背景には同社が3日引け後に発表したラクスル<4384.T>の株式売却が契機となっております。今回売却されるラクスル株は、同社が保有する283万株全てで、これにより21年12月期第1四半期(21年1-3月)の売上高に113億5500万円、営業利益で95億5300万円を計上するものとしております。

このIRを受けて4日は大商いで急騰しておりますが、この材料で上昇したのはこの日のみで、ここ3営業日は利益確定売りに押される展開となっております。業績へのインパクトは大きい手掛かりではありますが、投資事業による収益は一過性の材料でもありますので、2200円付近では早々戻り売りが意識された様子が見受けられます。

この銘柄は2018年10月には3540円の高値をつけた経緯のある銘柄ですが、長期チャートでも2000円前半付近では目先天井を打つケースが目立っており、この(時価)水準では利益確定売りが意識され易い傾向が見受けられます。

 

※デジタルホールディングス(2389)の週足チャート

 

また、明日10日に決算発表を予定していることもここ数日の買いを鈍らせている可能性があり、投資家の関心は株式売却益の計上も踏まえた今期(21年12月期)の業績見通しへと移っているものと思われます。

一方で、週足は下値を切り上げる動きが続いており、ポイントとして現状上値を抑えている上記2200円付近を今後抜けると、一気に上げ足を速める可能性がある点は意識しておく必があると考えております。

日足においてはボリンジャーバンド(25日)+1σ上を現時点では維持しており、目先は底固く維持するようなら決算通過後の動きも期待されると見ております。コロナ禍で落ち込んだマーケティング事業の復調が明日の決算で示されるようなら、今後の株価に伸び代があると見ております。この相場はもう少し時間がかかるかもしれませんが、引き続き見直しの動きに期待したい銘柄であります。

 

※デジタルホールディングス(2389)の日足チャート