投機系ファンド介入案件として注目されるKudan(4425) 今後の見通しやポイント

Kudan(4425)
3月26日の終値は4485円(+165円)となっております

Kudan(4425)の株価は、18日の高値5258円から25日には安値4140円まで、一時はおよそ20%の下落幅を記録。週間では10%程度の下落となって週末の取引を終えております。先週は地合いの急悪化を受けて大きく調整となったKudan(4425)ですが、今回は今後の見通しやポイントを記事にしました。

 

Kudan(4425)は弊社有料レポートにおいて、3100円付近から投機系ファンド関与の注目銘柄として配信した経緯のある銘柄ですが、週足を見ると3月に入ってからの出来高の急増ぶりには目を見張るものがあります。個人マネーも含めて、様々な投機性資金が流入した様子が見受けられます。

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Kudan(4425)は人工知覚の基幹技術をソフトウェアライセンスとして提供しているマザーズに上場する企業です。人工知覚技術は、AIやロボットにおいては「眼」の役割を果たす部分で、同社は人工知覚に関するアルゴリズムの研究・開発を専門としており、主にソフトウェアのライセンス契約による収入が売り上げの大部分を占めております。

業績は、先行投資が業績の圧迫要因となり易い業態の為赤字企業ですが、将来性の高い分野であることから、相場となれば業績を期待して買われる銘柄というよりは、材料・テーマ性からの思惑が先行して物色される傾向の強い銘柄でもあります。

 

※Kudan(4425)の日足チャート

 

株価は、3月に入ってから出来高を伴う急騰相場となりましたが、先週は値幅調整を余儀なくされました。しかし、先週の急落局面における出来高水準は、その前の上昇局面における出来高水準と比べても小さいことから、足元の売り圧力はさほど強くない様子が見受けられます。

先週の下落は、月末の最後の週末ということもあり海外勢のまとまった売りが出易い地合いが大きく影響したことに拠るところが大きく、Kudan(4425)個別の要因で下げた印象は乏しいと見ております。介入している投機ファンドの動きにおいても、先週の出来高が減少していることから、地合いの悪化を警戒して一時的に手を緩めてきた傾向はありますが、大きな売りが出ていない様子から今後も何らかのアクションを起こしてくることが見込まれます。

 

現状は底堅さも見られますが、まだ相場が短期目線で好転した状態には至っておりませんので、目先的に25日線付近まで調整の余地はあるものの、今後4月に突入してからの地合いが安定するようであれば、ここからの下値は限られていると見ております。

また、中長期的には今回の相場が昨年5月高値(6480円)から長く調整が続いた後の動意局面であることに加え、ここ数週間の週足では出来高が急増しており、値頃感からの買い意欲の強さが窺えます。

移動平均では13週、26週、52週が現在揃って好転しており、日足では200日移動平均を上抜いていることもポジティブに評価。中長期的に見ても足元の押し目は魅力的であり、目先は6月高値を意識した相場展開に発展するポテンシャルを秘めた銘柄であると考えております。