名実ともに新年度相場入り。中小型株の動きに注目!

今日から株式市場は名実ともに新年度相場入り。日経平均は前日比210円高と、この一週間ほどはリバウンド基調が続いております。米国市場においても、3月調整の主役となったナスダックの戻りが強くなっており、ハイテク株やグロース株を見直す動きが強まっております。

昨夜はフィラデルフィア半導体株指数も大きく上昇しており、この流れを受けて国内市場でも半導体関連が買い直されていますが、株式市場は以前の強気相場時のような勢いは感じられません。

 

米バイデン政権は、先月発表された1兆9000億ドルの追加経済対策に続き、昨日(日本時間の今朝)は総額2兆ドルを超えるインフラ投資発表しております。これまでであれば、市場は喚起し資金流入が加速したものですが、ここ最近の相場は明確な物色の軸も見当たらず、総強気とは言い難い状況です。

政策主導による過剰流動性を背景とした“金融相場“が一巡し、日経平均などの主要株式指数はボックス相場へ突入した可能性があります。

 

今回の金融・財政政策の規模は過去に類を見ない規模であり、ジワリとインフレ圧力が強まっておりますので、貨幣に対して株式の価値が上ブレし易い傾向は続くと見ております。ただ、昨年の相場のようにガツガツ上値を追う流れにはなり難いでしょう。

過去にも景気回復の初期段階では、先ず過剰流動性に拠る企業業績を伴わない“金融相場”が先行しますが、その後景気回復に沿って企業業績が伴うまでの1年~1年半程度は、相場の踊り場局面が存在します。

 

その後“業績相場“へと移行していくサイクルパターンを過去にも辿ってきましたが、この踊り場期間においては、指数高から出遅れていた中小型株がフォーカスされる傾向が高まりますので、投資家の関心も個別株へ目が向かい易くなる局面と認識しております。中小型株ファンドの動きも活発化の兆しにありますので、昨年秋からボックスの動きを続けるマザーズ復活などに期待したいところ。