現状の株式市場は、日米共に7月のリバウンドの流れを受け戻り高値圏で推移しております。日経平均に関しては、3月9日安値24681円から安値を更新していません。この点は米国株とは異なる動きです。背景には3月以降の急激な円安があると見ています。
目先的には3月25日の戻り高値である27946円や、6月9日の戻り高値28389円といった28000円台前半での戻り売り圧力に耐えられるか試される展開を想定しております。
※日経平均株価
仮に今年の戻り高値を明確に上へ抜けるようなら、中期トレンドが変わる可能性が高まります。
7月以降の指数チャートだけを見ると、これまで株式市場は疑心暗鬼の中で上昇してきた様子が窺えます。投資家のセンチメントは、現状も先行き強気派と弱気派が入り混じる状況ですが、このような局面では個別株への関心が高まる傾向があります。
個別には、弊社の有料レポートでも取り上げた出前館(2484)やSansan(4443)といった材料株が高値更新を窺う展開。
この様子から、投機筋が手掛かり材料を元に、思惑を煽りマネーゲームに持ち込む相場が今後いくつか浮上してくると見ております。これまでとは異なった銘柄が火柱を上げてくる展開も十分に想定されます。
弊社でも、今後急速に値を吊り上げると想定される案件をいくつかマークしております。この様な新手の短期物色に適した銘柄を、「有料レポート」で取り上げていく予定です。
弊社有料レポートでは、毎日地合いや投機性資金の動きに合わせた「短期物色候補」を一銘柄厳選して、レポート購入様へ配信しております。ご興味のある方は、一度お試し頂ければと思います。